noisetteとCLÉCY

CLÉCYでは「コーヒーに合う、ちょっとつまむもの」をコーヒー豆と一緒に販売したいとずっと思っていました。
ケーキだったり、チョコレートだったり、クッキーだったり、もしかして干菓子かお饅頭か…

なかなか見つからずにいましたが、とうとう「これ」と思えるものに出会いました。
それがノワゼットです。
これは日本では西洋はしばみ、英語ではヘーゼルナッツ、イタリア語でノッチョーラと呼ばれています。

ローストしただけでもとても美味しく、飽きが来ないのですが、チョコレートなどと合わせるとまた美味しくなります。
自己主張があまりない味ですが、旨味があるので、そのままでも美味しいですし、プラスアルファをすればお互いの素材を引き立てあいます。
だからこそお菓子の材料に広く用いられています。

逆にそのまま食べることは少ないようで、ナッツの中でも知名度は低いようです。

このノワゼットの生育が信州の寒さと暑さでも栽培ができそうで、昨年から苗を植えてきました。
初めての冬を無事に越せたようで、少ないながらも花をつけてくれました。
まだ今年は収穫には至りませんが、本当に作れるかも!と可能性が見えてきたので、お知らせいても大丈夫かな?と。

植えた品種は全部で5種類です。

2021年、まさに昨年の今頃、初めの苗を植え、つい先週、最後の5種類目の苗を植えました。
noisettoの頭文字をとって、プロジェクトNと呼んでいます。

実がついて採れて、食べ比べてみないとわかりませんが、品種違いでローストしたものを、店頭でコーヒー豆と一緒に並べて量り売りできたらいいな、と思っています。
とはいえ、3年ほど先の話ですが、苗が生育するのを見守りながら夢を膨らませて行きたいです。
そして、同じように楽しみにしていただければ嬉しいです。

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