次の限定豆はベトナムです。

春の気配がそこかしこに漂うようになりました。
色々なことが動くこの時期に、元気な人、活気のある街をイメージするベトナムを選びました。

実はベトナムは世界第2位のコーヒー生産量を誇ります。
ただそのほとんどがインスタントや缶コーヒーに使われる「ロブスタ種」という品種で、自家焙煎店などにある香味豊かな「アラビカ種」はあまり生産されていません。
今回の期間限定豆は希少なベトナムのアラビカ種です。

生産地はベトナム中南部ダラッド地区。
標高が1400m以上あり、熱帯地域ながら一番暑い4月でも最高気温は25度前後で朝晩は冷え込みます。フランス植民地時代に避暑地として開発され、今でも「インドシナの夏の都」と呼ばれ親しまれています。

赤く熟したコーヒーの果実は丁寧に手摘みで収穫されます。

豆はミディアムサイズで色はライトグリーンです。
程よい酸味、しっかりとしたコクとカカオのような渋味があります。

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