ブラジル変わります

開店以来焙煎していたブラジルのお豆の入荷が遅れているため、ブラジルの生豆を変えることにしました。
ブラジルは世界一の生産量を誇るコーヒー大国なので、これを機にいろいろなお豆にチャレンジしてもいいかもしれません。

今回はブラジルのミナスジェライス州、マンチケラの「ゴールドマウンテン」のお豆です。
そして、その中でもイエローブルボンと呼ばれる黄色い実をつける希少種だけを集めたのお豆にしてみました。
良質なフルーツを思わせる酸と甘味が特徴となっています。

マンチケラは先住民族のトゥピ語で「雨のひとしずく」という意味だそうです。
産地は長さ約500㎞もあるマンチケラ山脈のミナスジェライス州に位置しており、スペシャルティコーヒー生産に関して100年以上の歴史を持ち、近年のブラジルのスペシャルティコーヒー受賞が最も多い地域の一つです。
地域毎に様々な先駆的な試みが絶えず行われており、その結果、2011年に初めて原産地としてブラジルの一地域であるマンチケラという名称の使用が認められるようになりました。

「ゴールデンマウンテン」はこの地域の素晴らしいコーヒーをスペシャルティコーヒー市場に送り出すことを目的として作られ、この地域のコーヒーとそのコーヒーを生産する小規模農家のアイデンティティと価値を保護しています。

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