初めての街に

ノルマンディーに別れを告げ、Metz という街にやって来ました。
リュクセンブルグ行きの電車に乗ってパリから2時間弱、駅に降り立つと信州を思わせる刺すような寒さでした。
ここからさらに1時間ほど電車に乗り、ドイツとの国境ギリギリの街が今回の旅の最終目的地です。
今日はそこまで行けないので後日になりますが…

夕方にMetzに着いたので少しだけ観光に行きました。
街並みがドイツっぽい印象で、所々に城壁の跡らしき建物があります。
現代アートの美術館であるポンピドゥセンターの別館があり、日本人建築家がデザインしたそうです。

研修を終えて

縁があり、何度か訪れたノルマンディー地方ですが、今回の研修も終わり「訪れる機会がなくなるかも」と少し寂しくなりました。

何度もお世話になった宿、ここの家の方にいろいろな事を教えてもらいました。

そして美味しい朝食!
ノルマンディーはチーズの産地です。カマンベールもこの地方にあるカマンベール村の特産品です。お皿の上には、リヴァロとポンレベックも乗っています。

授業風景

ここ数日、ノルマンディーのカルバドスというリンゴの蒸留酒について勉強しました。

はっきり言って難しいです。
お酒の作り方はよくわかりませんが、とにかくそこは科学と物理の世界でした。
今回は通訳をしてくれる方がいたので、言葉の壁は薄かったのですが、理科をもっと勉強しておけばよかったです。

そして初めてカルバドスの試飲に挑戦!さすがに蒸留酒はアルコール度数が高いです。

CLÉCY に行ってきました

お店の名前『CLÉCY(クレシー)』は、丘の向こうもまた丘が続く自然豊かなスイスノルマンという地域にある街の名前からいただきました。

昔、一度訪れた時、その景色のすばらしさに感動しました。
もう一度行きたいと思っていたので、今回の旅で願いを叶えました!

が、しかし、今回の旅行は連日、あいにくの雨。
川沿いの公園や芝の広がる景色の堪能は諦めました。
仕方なく傘をさして街中を散策していたら、パン屋さんのキッシュが美味しそうで(笑)、美味しかったです。

お店ロゴもクレシーにある建物をモチーフにしています。

オフシーズンなのでお休みのお店も多いですが、川遊びからハイキング、自然いっぱいでイロイロな事をして過ごせるみたいです!
夏に来たらさぞかし賑わっているんだろうな、と思います。

英仏海峡

前述のla Madison du biscuit のある半島の向こうはイギリスです。

冬の海は寂しいですが、透き通ったキレイな海です。
干満が激しいので、引き潮の時はそこら中歩けそうです。実際砂だらけの長ぐつ姿のおじさんを見かけました。

遥か彼方の灯台。

「この灯台の上まで登れるよ」と宿のおじさんが言っていたのでさっそく挑戦しました。
が、しかし、永遠に続きそうな螺旋階段を登っていざ外に出たら、明らかに地上と違う強風のため、足がすくんでしまい外に出られませんでした。

一番上まで、375段

降りたときは違う意味で足が震えました。。。疲労です(笑)

バターが美味しいといえば

酪農が盛んなので、クリームやバター、チーズもおいしいです。そして、それらを原料にした焼き菓子!

ノルマンディーの田舎にとても素敵なビスケット屋さんがあります。

その名もla Maison du biscuit(ビスケットの家)

実は何度か来ているのですが、今回初めて併設のサロンドテにも入り、このお店のスペシャリテとオススメされたホットチョコをいただきました。

ここのクッキーが大好きなので何を買うか本気で悩みました。そして「このクッキーとコーヒーを楽しみつつ、今回の旅の報告会としてお菓子会のイベントが出来たら!」と思いついてしまいました。

日程を決めて、近々イベントでお知らせできたらと思います。

フランスへ

無事に到着しました!しばらく時差ボケとの戦いです。

そんな中、今回のはじめの目的地ノルマンディーに上陸しました。
フランス北西部で、気温は低めです。信州の方が冷え込みは厳しそうですが。。。

牡蠣やムール貝の魚貝類と、酪農が盛んで乳製品が美味しいです。そしてりんごのお酒シードルの産地です。早速、5年前に訪問したことのある醸造場に行きました。その時案内してくれた方はお休みでしたが、 とても感じのいいお姉さんが対応してくれました!

私はお酒が飲めないのでリンゴジュースを試飲しました。日本のりんごジュースとは違います。甘酸っぱくて、独特です。